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本当の空き家対策とは?

 本当の空き家対策とは今ある空き家のことよりもこれから生まれる空き家を作らないことです。

 
平成26年11月に国会で「空家等対策の推進に関する特別措置法」(空き家法)が成立しました。この空き家法は『放置されている空き家』が朽ち果てるなど近隣の環境を著しく悪化させていることから生まれました。簡単に言うと問題ある空き家の持ち主の許可なく行政が空き家に入り、解体できるという法律です。

 
 なぜ空き家が生まれるの? 

 

そのキーワードは同居と相続です。ご両親またはお子様と一緒に暮らしていれば空き家は生まれません。家に住む人がいなくなったときその家は空き家になり相続が発生します。その相続の時に何もしなかった家が『放置されている空き家』となるのです。先祖代々の土地や家だから、自分が育った家だから、相続人をまとめるのが面倒だからなどの理由で処分を先延ばしにします。そうしているうちに代襲相続が発生し権利が複雑になりいざ処分しようとしてもなかなか難しくなってしまうのです。さらに管理するにも誰がいくら負担するのかますます複雑になり放置するしかないのです。
 全国の人口は平成22年から減少となり、それから人口は毎年減り続けています。しかし、世帯数は核家族化が進み毎年増え続けているのです。今後は同居がますます少なくなるので空き家がたくさん生まれることになります。 

 

 「空き家を作らない」 

  =「売却、賃貸、民泊など家を利用売却し放置しない」 

 
 本当の空き家対策とは空き家を作らないこと、すなわち空き家を処分することです。

処分とは売却、賃貸、民泊など家を利用売却し放置しないことです。老人ホーム等の施設に入居し後見人制度を利用すると自宅を処分できなことがほとんどで、空き家として放置しておくしかないのです。

 

 相続でもうかうかしていると『放置されている空き家』になります。

 空き家になる前に、放置する前にご相談ください。  

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